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2022年10月10日

第60回 碧外釣査

せっかくの3連休だと言うのに雨模様で海況も今一つ。   日曜日の午前中だけ曇りで微風予報だが、早朝の波の高さが1mとなっており難しいところ。

いつも使っている予報アプリwindyでは波高1m/6s、海天気jpでは波高1m/7.9sと波の周期に差がある。  前者ならまぁまぁタフコンディションだし後者ならゆったりと上下するだけの比較的安全な海況。  とりあえず土曜日のうちに用意だけしておいて明日現地判断しようか…


【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報




10月9日  日曜日   曇り


朝から昼にかけて徐々に波が落ちる予報なのでちょっと遅めに海へ。

現地で海を見てみると波高0.7/8sってところ。  周期の長いウネリでカヤックでも全然いけちゃう海況でした!

テキパキ準備して7時過ぎに出艇。


まずは浅場でアオリ狙いのエギングから。   10m前後の水深をひたすら横移動して探っていきますが、全く釣れない。  30分ほどやって諦めた。昨日まで時化が続いていたのでその影響かも?


横移動してたらヒラマサポイントが見えるところまで来ちゃってたので、もうちょい南下して誘い出ししてみる。




ダイビングペンシル投げる事2投目、カヤックの5m程先でドバンと派手に出た‼︎ が、フックアップには至らず次のジャークでもう一発バシャン‼︎

コレまたフックアップしない‼︎ もうジャークするほど距離がなく巻いてピックアップになったがカヤックの真横まで追いかけてきた。  うん、ヒラマサ目視で確認した。   食ってくれヨォ〜汗

もう一度キャストしたが、警戒されてしまったのかもう出ない。    数百m潮上に移動して流されながら付近一帯投げ続けたがもう出ることはなかった…

惜しかったぁー!  あんな間近でバシャンと出るのは堪らんですね!  ステルス性の高いカヤックだからこそ味わえる興奮。





ここでもうひと流し粘りたい気持ちもあったが、午後からは雨の予報なので悠長にもしていられない。  ロマンよりも現実的なお土産狙いに沖へ移動します。


沖へとは言うものの感度が今ひとつで、40m、50m、60mと徐々に深場に移動。  70mラインでようやくまとまった反応があったのでジグを落とすとヒット!

ファーストHITで本命である真鯛をゲットした。  40cmと食べやすいサイズがイイね!ナイス

YouTubeでお馴染み、オーシャンアドベンチャーのシゲさんが秋の真鯛は脂が乗って美味い!と言っていたので食べたかったんですよねぇ〜ニコニコ

良いお土産できたぞ〜。  次行ってみよう!

真鯛を血抜き中に出た反応にジグを落としてテンポ速めのワンピッチジャークでドカン!とHIT

最初はドラグガンガン出したけど、すぐに大人しくなって比較的早く浮いてきた。

やったぜ!  サワラ 85cm コイツには度々やられてましたが今日は俺の勝ち!

先月辺りからサワラの気配があったので今回はアシストフックのラインをワイヤー入りの物にしていました。   その作戦が見事に当たり切られる事なくキャッチ!

家で撮影したものですが、アシストラインのワイヤーが見えるところまで切れています。  通常のラインなら切られていたでしょうね。


サワラって捌きやすく、可食部多くて、何より西京焼きがバカ美味い!  大好きな魚デス。  美味しいお土産また増えた〜  というか、家で食う分はもういいや。


どうもこの水深が良さげな雰囲気なのでこの辺りを重点的に攻めて

60cmちょいのハマチ  サワラもう一本来たか⁉︎と思ったがそう上手くいくはずもなく… お土産は十分なのでお帰り頂いた。


11時過ぎ、雲行きが怪しくなってきたので陸を目指す。



道中の反応に落としてみると

さっきと同じぐらいのハマチ  時化が続いていたせいか魚の食い気が凄いですなぁ


青物3本釣って満足!  パワーファイトを十分に堪能できました。    思い残す事なく納竿デス。


12時頃岸に上がると先に片付けしていたゴムボの方とお話ししたが、朝から4、5時間ずっとアオリ狙ってエギングしていたらしいが1つも釣れなかったらしい。

早めに見切りをつけて正解だったよ(^^;)




そうそう、朝現地に着いた時から気になっていたんだけど、浜にこんな物が落ちていたよ。

壊れたH型カヤックドーリー


昼過ぎになってもそのままだったから捨てられている物と判断して回収して来ましたよ。


情けないよね、ほんと。   壊れたからって浜に置いて帰るかね… コレは間違いなくカヤックアングラーのした事だからホント情けない。


この出艇場所はゴムボ、ミニボ、カヤック、SUPなどなど多くの人が利用する公共の場。  こういう事がきっかけで閉鎖なんて事にもなりかねない。   そんな常識さえ持ち合わせないおバカさんは来ないで欲しい。  もし、もしこのブログ見てたらさ、ちゃんと反省して今後皆に迷惑をかける様な事はしないでくださいね。


それでは!バイバイ  


2022年10月03日

第59回 碧外釣査

土曜日のお昼休み、明日の海況予報をチェックすると波も風も無く最高のカヤックフィッシング日和になりそう。


いつものホームエリアでもいいんだけど、せっかくなので若さんを誘ってあまり行かないエリアへ行ってみよう!





【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
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私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報



10月2日 日曜日  晴れ


まだ薄暗い5時半ごろ現地に到着すると若さんともう一人が先着していたが、、、はて? R君の車じゃないぞ?


ご挨拶するとブログで交流のあるhimsanがサプライズ参戦との事!  おぉー!  ようやくお会いすることができました。 改めて挨拶を交わします。


して、R君が来ないね~  と皆で待っていると若さんにLINE入ってたらしく、FRP艇では出艇困難な場所ゆえ違うところから出るそうで・・・


そっかぁ~ 残念。  鬼神のロッドワークを間近で見てみたかったものだ。


うっすらと明るくなって足元も見えるようになったので出艇準備に取り掛かります。


この日はカヤック5艇とゴムボ1艇が同エントリーポイントから出艇。   ここでこんなにカヤック見たの初めてだよ!  と興奮したがよくよく考えたら過去2回は平日に有休取って来てたこと思い出した。  週末だと流石に他の人もいるよね。


ちょっとだけ先に準備が終わったのでお先に出発して浅場でエギング開始~


去年はここでポコポコ釣れたので期待値が高かったが、どうにもイカの反応がない・・・  やがて出てきたhimsanも一緒に攻めますが2人とも釣れない。

30分ほどやってみましたが全くイカの気配が感じられず、早々に見切りをつけて沖に向けてランデブー。


himsanの愛艇はレボ13。  言わずと知れた高速艇、マンタレイで着いていけるか心配でしたがお喋りしながらの6km/h前後の巡航は問題なくて一安心。 マンタレイもプロペラ系の中では速い部類に入るんじゃないかな?  安くて(比較的)軽量で安定性も十分高いのに何故に絶版になったのか・・?  良い艇だと思うんだけどな~  謎だ。



沖に向かう道中の反応に2人でジグを落とし・・   himsanにヒット!


朝日を浴びながらロッドが弧を描く!  う~ん、絵になるな~。  朝イチお土産ゲットして気分的に楽になったー!  そうだ。


お、俺も早く釣らなきゃ(汗


しかし、この反応では食わせられず沖に居る若さんの元へ。


状況を伺うと似たような感じで、反応あれど食わず、潮が動き出すまでは厳しいかも。との事。


やっぱりそうか~   この辺はまだまだ未開の地故にデータがない。  ちょっと先に漁師さんっぽい船がいたのでそばに行ってみると。


「どうやー?  釣れたか?」     「こっちはサワラにアッちゅう間に切られたわー!」  とカッター警戒情報を頂いた。


「ありがとう!  お安いジグに付け替えますw」と礼を言いロング系のメジャクラのジグにチェンジ。


ボトム付近にある反応を攻めていくも無反応。。


が、しかし、目の前で若さんにHIT!  ほどなくして良いサイズのウッカリをキャッチ!  こちらもまたお土産ゲットした。


い、いかん。 俺だけがお土産ないじゃないか!  この展開はダメだ!  冷静を装い「もうちょい沖へ行ってみます~」と離脱。


110、120、130m進めば進むほどに魚探反応も薄くなっていく・・・  やっぱさっきの水深かなー、反応出てたラインまで戻ってタイラバをやってみる。


時々ココン、グイッと魚からのコンタクトが出るようになってきた。  辛抱強く巻いて落として流しているとヒット!
鯛にしてはエライ走るなーと緩めのドラグで一定の巻きを心がける。

鯛じゃなかった。   ハマチ55cmぐらい。    ウチの嫁と子供がハマチのから揚げすっかり気に入ってしまったので持ち帰る。


最近こうやって移動しながら血抜きしてます。



血抜きが終わったころボトムに反応があったので再びタイラバを投下。  即ヒット!!  活性上がってきた?

極太  少年野球のバット並みのサイズです。

この一撃でタイラバが死亡、仕方なくTGベイトに望みを託す。


このあたりで若さんよりLINEが入り、ワラサゲットの写真が送られてきた。


くぅー、有言実行した。  流石だ!


ハマチよりデカいのはいる!   俺も釣りたい!!


エソ場所を避けて移動し、ボトム付近の反応に落として

良型のレンコさん   塩焼き要員ですね。


血抜き終わってレンコ釣った場所に戻るとまだうっすら反応があったので再び投下。  底を切って数シャクリでイカツイ当たり。

グイッじゃなくて、ゴンッって感じで食った。


追い合わせを入れてファーストラン。  ほぼ底まで走った。  10mほど巻いてまた走る、全部出る。  少しドラグ締めて巻き上げる、ものともせず全部出す。   これをひたすら繰り返すこと10分。   あー、俺にもキタっぽい。  よりによって今日持ってきた最弱のタックルで(笑)


〔・・・しかし、ラインは16lbだしTGに付けてるフックは細軸で頼りないしなー、あんまりドラグ締めれんな~〕


過去に何度もバラしてきた経験から今日は冷静に対応できてる、ドラグはほどほどに長期戦に持ち込んでジリジリ浮かせる作戦で行きます。


じわーっとリフトしてグリグリっと巻いて、またじわーっとリフトして巻いて、やっとの思いで残り30mまで巻いたのに一気に70mまで出されたり・・・3歩進んで2歩下がるどころか、5歩も6歩も下がってます。


こんなやり取りを20分ほど続けロッドを持ってる左腕はパンパン!  最後もうちょっとだけ・・と3ノッチ増し締めしてなんとかネットインまで漕ぎつけた。

カヤックの幅ぐらいありそう  だけど・・


シートを下げてメジャーステッカーに添わせると

ブリには僅かに足りず  77cmほどのワラサ    まー良く引いた!  案の定フック1本伸びてましたよ。


あー、疲れたけど楽しかった!  ありがとう。 と 優しく海に返して心身ともに満足。  二人の元へ帰投します。



時刻は丁度昼過ぎ、皆満足?したようで揃って沖上がりとなりました。



今日は10月とは思えぬ陽気で30度近い気温、汗をぬぐいながら片付けして最後にしばし談笑ニコニコ


この時間も嫌いじゃないです。   himsanともお知り合いになれたし、今日は本当に楽しかった。


今日現地でご一緒して下さった皆様ありがとうございました。   また海で楽しい時間を共にしましょうグッド


それではまた~バイバイ  


2022年09月21日

第58回 碧外釣査

9月18日 日曜日

台風の影響で強風予報のエリアが多くを占める中、我がホームエリアは山影になり微風予報ナイス

念のため風が出ても楽に帰ってこれるように、足漕ぎ艇で出艇します。



今日のメインはアオリイカですが、朝一はロマンを求めてヒラマサポイントまで漕ぎ進んでトップを投げる。


薄暗い夜明けから1時間近く投げ倒して何事もなく終了。  毎度繰り返していますがなかなか結果につながりませんねぇ。




気を取り直して水深7~8mの岸寄りに戻りエギを投げる、カウントダウン後の最初の3シャクリでHIT!

だいぶ大きくなってきましたねー。  胴長15ってところ。

1投目で釣れるとは、今日は好反応な気がする!  


実は先週もここに来てダウンショットティップランエギングを試していたのだが、まさかの3時間ノーバイトだった。

3時間やってイカ1つも取れずに心バキバキに砕けて、フラフラと沖に出ても食えない魚ばかり釣れて、お土産なしのボツ釣行に相成りました。

やはりダウンショットリグだとエギの動きが不自然なのか全く反応が得られなかった。   釣る人はDSリグでも釣っているのできっと腕でしょうね・・・



ま、今日は基本に忠実に普通にエギ投げてシャクって行きます。

連発とまではいかないが、ポツポツと釣れてくれる。


この日最大は胴長20cmほど、引きも楽しめるサイズになってきましたね。


2時間ほどやって8杯、ジップロックが8分目ぐらい埋まりイカ釣り終了。

まだ風も出てこないので少し沖に行ってお魚を調達します!



まずは岩礁帯の反応で定番のお土産を確保



黄色。   生でも煮ても焼いても美味いヤツ。



更に沖へ進んで中層の薄い反応に早めのワンピッチで


青。   前回持って帰ったハマチがあまりにも美味かったので今回も持って帰ります。   そして食した結果あまりにも違いすぎて絶句したのであった・・

大丈夫!  一口大にカットしてカラ揚げにすりゃ大体の魚は美味い!  カラ揚げにしたら家族皆がバクバク食べて綺麗に完食ですわ~!



ハマチの反応の下にあった反応にすぐ落として


赤。  塩焼きにちょうど良いサイズ感。  ありがたく頂きます。



という事で沖に出てサクっと信号機トリオをコンプリートしたところでタイミング良く嫁さまからTEL音符


嫁「大丈夫ー?  遭難してない?」


俺「は? なんでやねん。  こうやって普通に会話しているだろう。」


嫁「いや、こっち(家)の方凄い風で、洗濯物飛ばされるぐらい吹いてるから心配になってさ」


俺「ええー、そうなんや。  ちょうどこっちは山の陰になるんかなぁ、風無さ過ぎて暑いぐらいやわ」


嫁「ふーん、ならいいや。  でも気を付けてね。」



との事だが、もうお土産十分だし、いつ風向きが変わって爆風が吹くかも知れないので上がることに。


確かに山の向こうは不穏な雲が立ち込めておりますなぁ~。


上陸、後片付け後地元のおじさんと会話してる時、強めの北風に変わりました。   早めの撤収、安全第一ですな。



皆さまもご安全に~  それではっ!

  


2022年09月06日

第57回 碧外釣査

【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報



9月4日 日曜日 晴れ



ようやく凪予報の日曜日、せっかくなので先月カヤックの練習をした友人Kを誘ってカヤックフィッシングデビュー戦といきました。


朝4時半過ぎの海岸線、道中の地磯や漁港はエギンガーでごった返している!


いやぁ~~  もうあんな所には戻れんな・・・   などと考えつつ超マイナーなエントリーポイントに到着。


いつもならこの場所から出す人ほとんど居ないんだけど、今日はなぜか大賑わい!  (最終的にカヤック×2 SUP×2  ゴムボ×3)


メジャーポイントAを避けてみんなこっちに流れてきたんだろうか・・・



友人にローカルルールや日の出時刻以降に出艇などのマナーを説明しつつテキパキと準備して5時31分、日の出時刻に出艇。


波も風もほとんどなくてデビュー戦にはもってこいの海況です。


Kはまだまだ不慣れなため、距離も漕げなければ沖にも出れない。  よって出艇地前のこのワンドが今日の主戦場になるはず、僕は写真だけ撮って離れた場所へ移動します。


数百メートル離れた沖磯の周りを攻める・・・  何にもなし。   漁港のエギンガーから届かないエリアを攻める・・・  何もなし。

???  むむぅ・・  そういや俺カヤックエギング下手やったな・・   1時間ほどやっても未だ0ハイ、これ如何に。


去年めっちゃ釣ったときどんなにしてたっけなぁ~  と思い返しながら1kmほど隣の漁港に移動。  ついでにエギも100均エギからパタQに交換。

思い返しながら数投してようやくHIT


牛乳瓶ぐらいの初モノ  透き通ってキレイだな~

続けざまにもう1つ追加。


ちょうどこのあたりで山影から太陽が顔を出して急激に暑くなった。  昨日の予報じゃ35度まで上がるとか言ってたけど、ホントに上がりそうなジリジリ灼熱具合!  たまらず山の影になる岸寄りに移動するも、オカッパエギンガーの射程に近すぎて気が引ける。


仕方ない、覚悟を決めて日の照り付ける沖の瀬に移動。  しばらくやっていると黒い大きなヒレが海面を叩く!  イルカ!?  手を止めて辺りをじっくり観察するとヒレじゃなく顔が出てきた。    3人の素潜り漁師さん達が漁をしているのでした。


こりゃダメだ。  漁師さんに迷惑はかけられないので場所移動しようとするも、この先のエリアはゴムボやSUP、プレジャーが所狭しとひしめいているし。  しょうがない、今日イカは諦めよう。

沖へ進撃。  潮がほとんど動いてないし、風もない。  魚も厳しそうだな~~  魚探にもなーーんにも反応出んしー。


止まると暑いからダラダラと漕いで沖へ沖へ・・・   するとかすかに鳥が騒がしい光景が見える、たぶん1kmも離れてない。


このまま進んでいって散らなければ勝負になるかも!  という事で音を立てない静かなパドリングでボイルのど真ん中に潜入成功。


水中を漂う鱗からして捕食されているのはイワシ、ジャンプした捕食者は6,70cmのサゴシに見えた!  急いでワイヤーアシストフックに付け替えてイワシを模したジグを投下。


早めのワンピッチ、かなり上まで追いかけてきてヒット!


アシストフックが切られることはないだろうが、リーダーに触れたら終わりだろうな~  とちょっと強引に巻き進めるとフッを軽くなってしまった。


回収してみると切れてもないし、傷んでもいない。  ただ単にフックが外れただけ、残念!


ファイト中に離れてしまった群れの上に再度移動してジグ投下、今度は中層でヒット。


青物らしくドラグサウンドを鳴らしまくる良い引きです。  ただ、サワラのように縦横無尽に走る感じではなく横に横に走る普通の青物の引き。




上がってきたのはやはり普通?の青物であるハマチ  60cm

なんかえらく肥えてるというかでっぷりというか・・  お土産ないし久々に持って帰るか・・  いやいやいや、夏のブリ系ですって!  期待するだけ無駄でしょうよ! 絶対虫入ってるって!  などと自問自答を数分繰り返して、結局持ち帰る方を選択。


相変わらず風が吹かずクソ暑い、一応お土産できたしもういいや~  と岸を目指すとちょうどK君からLINE。「暑いからもうやめるよ」 「まだまだやるんでしょ?」  との事。  今岸に向かってる旨を返信して岸を目指す。

途中にボトム付近が真っ赤になる群れの反応が出て一応ジグ落とすと

ショゴ釣れた!  つーか、初めて釣った。  パッと見尺アジかと思ってタモで掬ってしまった(笑)


おまけのお土産も釣れたので思い残すことなく帰還。   10時過ぎ納竿であります。


待っていたK君に結果を聞くと8ハイ釣れて、サイズのいい2ハイキープだそうで上々の結果。  エギング上手ぇな、おいw  今度教えてもらおうニコッ  あと、「疲れるけど最高に楽しい!」そうです。

それは良かった、カヤックエギング薦めた身としては楽しいと思ってもらえて何よりですニコニコ


ワタクシ、次はジップロックパンパンにできるよう頑張りたいと思います!  それではバイバイ





後日の夕食

ショゴの塩焼き、アオリイカ、ハマチのお刺身


悩みに悩んで持ち帰ったハマチですが、なんと奇跡ともいえるグッドコンディションの個体でしたびっくり






虫1匹もナシ!  ハラミ脂乗ってる!    夏場にこんないい状態のハマチ初めてですわ。

青物大好きな息子がほとんど平らげました・・・  今度から肥えたヤツは持って帰るかな・・  と思案中。  ではでは(笑)  


2022年08月30日

第56回 碧外釣査

厳しい暑さも和らぎ、夜風が涼しく感じる季節になってきましたね!  いよいよカヤックフィッシングのハイシーズン到来ですびっくり



金曜の昼休み、メシ食いながら週末の予報を見てみると土曜日の午前中はベタ凪微風で午後から風が強まり日曜にかけて爆風になっていく予報。



今日頑張って仕事片付けちゃえば明日休めるな・・・  よし、あそこからカヤック出してアレ狙いでコレ用意して云々・・・  と計画を練っていると電話が鳴った。


仕事で付き合いのある土建屋のSさんからだった。


S「ヨッちゃん、明日休み?」


僕「休みだけどカヤックで釣り行こうと思ってるー!」


S「明日船出すけど一緒に行かん?」


僕「え、マジで?  どの辺り行くん?」


S「波無けりゃ〇〇の沖辺り行こうと・・・  どう?」


僕「行く行く!  そこ先週カヤックで行ってた(笑)  体力使わずに行けるなんて最高です!」



こんな感じで船に乗せてもらえることになり、人生初の船釣り行ってまいりました!



8月27日   土曜日   曇りのち晴れ



日の出時刻にはまだ30分ほどあるが、うっすら明るくなってきた頃には出航!   船と言ってもオープンデッキの和船、20フィートぐらいだろうか。   普段カヤックで沖に出ている僕からすれば十分広くて快適そのもの!  パン食べてコーヒー飲んでボケーっと景色見ていられる! 汗一つかかずに沖に行けるなんて(笑)



陸地に沿ってポイントを目指すこと20分あまり、先週も訪れたポイントにやってきた。   とは言っても今日の船頭はSさん、僕は案内されるがままに従うだけなのです。

船の位置を微調整してポイントの上を流して行く。


水深は120m、135gのジグを落とすがなかなか着底しない。    たぶん着底かな? って微妙な判断で糸ふけを取ると船から離れる方向に落ちていったはずのジグが船の下方向に入ってる。    どうやら2枚潮らしい。   ま、次回収したらもうちょい重いジグに変えよう。  としゃくる。
しゃくる。  しゃくる・・  重くなった・・・  エビった?   もう1回しゃくる。  やはり重い、この水深でエビると萎えるわダウン

疲れないようマイペースで回収、残り30mぐらいまで来た頃エビじゃない感触が!   ぐいーん!ぐいーん! と。イカ

ファーストヒットはスルメ      釣れてましたパターンごっつあんです!  明日のバーベキューにちょうど良いね!


しかしこのポイントではこのスルメのみ。   お魚は釣れずに場所移動。



次はもうちょい浅場に移動して90mライン。    僕はジグ、Sさんはタイラバでポイント上を流して行くがお互いアタリなし。



80mラインのポイントに移動してようやくHIT!


ウッカリカサゴ 40cmぐらい     まぁまぁ大きい!   これは美味しいヤツ


ほぼ同時にHITしてたSさんは60cmぐらいの極太ESO、タイラバボロボロにされてましたガーン


しかし、この後も続かずこの場所にして苦戦を強いられる。   なんだかなぁ~


またまた場所移動して次のポイント、ここは紛れもない先週ジグパラTGを一発根掛かりで失ったポイントではないか!

こ、怖い!  恐怖のあまりジギングはやめて使い古したインチクを落とす(笑)


3回ほど底を取り直した頃、ココンッ! グイーンとロッドが曲がる! が!生命感はない… やっぱり根掛かりした!

結局どうやっても取れず仕方なく切る(ノД`) このポイント危ない! 根掛かり率高すぎるやろ〜  ロープでも沈んでるんじゃなかろうか。


新しいリーダーを組み直してる間に徐々に風が出てきた。

S「ヨッちゃん風出るの昼頃だよねぇ?」

僕「そのはずだけど… 今確認してみるよ」

とSCWを開くと前日までと予報が変わっていて今から1時間ほどで5m/sを超える風になるみたい。

ここから出航地までは約30分、相談の結果大事を取って戻っておくことに。


波しぶきを上げながら向かい風をグイグイ進む。 カヤックだとシンドイ向かい風も動力船だと涼しい向かい風デス。


出航地の沖合いで最後のお土産確保していると予報通り強い南風が吹き始めて、白波が立ち始めた!


流石にのんびりと釣りしていられる状況じゃなくなり帰港となりました。


初めて船で沖釣りに行ったのですが、僕としてはカヤックフィッシングの方が楽しいと感じました。

自分の力で漕いで、魚探の反応探して、反応に対してどのルアーでどうアプローチするか?  そう言ったゲーム性がカヤックフィッシングの面白い所だと再認識しました。  そうやって手にした獲物は“釣った”感が大きいんですよねぇ。

船で連れて行ってもらうと楽ですけどねー、そう言った満足感が足りない。


次は絶対カヤックで行こ!   ではまたバイバイ




あ、翌日に家族で美味しく頂きました♪

  


Posted by スト at 20:46Comments(2)

2022年08月22日

第55回 碧外釣査

短い盆休みが終わり、次の週末の海況はどうかなとWindyをチェックすると週末は爆風予報ガーン

今年の夏は週末になると強風に見舞われるパターンが多い!  全然釣り行けんやん!!  盆休みも行けんかったしこの週末も行けんのか・・・  そう考えるとなんか無性にイライラしてきた。

ジッとWindyを眺める・・・  週末はダメだけど金曜だけ奇跡的な好天だな・・・  仕事忙しいけどもう精神的にムリだ。  休み取って行こう!  あとは野となれ山となれ!



【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報




8月19日  金曜日  晴れ




せっかくの平日釣行なので、週末は来ない超A級ポイントまで足を延ばす。 


約1年ぶり2回目のエントリーポイント、クイックドローがほぼ無地なので釣りしつつ開拓するのが目的です。




日の出から10分遅れで出艇。


沖には無数の海鳥が旋回し、魚の雰囲気プンプン!   浅場は無視して一気に沖へと向かう。


思った通り沖に出ると感度バリバリ、ベイトの反応は中層から底にかけて広範囲に出ている。   だから鳥たちは海面に下りず上空をうろついてるだけなのか。

手始めにTGベイトを落とすと即ヒットびっくり

最初は大型のハタ系かと思ったが、キツめのドラグを出して突っ込んでいくトルクフルな段引きは真鯛のソレで間違いない!

フルソリッドロッドとは言えバットまで曲げるファイトっぷりはナナマルかハチマル位はありそうな感じ。   朝一発目から目の覚める強烈なファイト!   30mほど巻き上げて残り半分となったあたりで痛恨のフックオフびっくり

ジグを回収するとリアにつけてたフックが伸ばされてましたダウン  残念!



しかし、辺り一帯まだまだ感度は出ている、気を取り直してリアフックを交換。  急いで落とすと数シャクリでヒット!

今度は青物確定な良い走りっぷり。  久々の青物の引きを堪能しつつグリグリと巻いてネットイン


ハマチ 50チョイ    リリース    この時期のブリ系はねぇ(笑)




次行ってみよう~


次の反応に落とすと底に着く前に僅かな違和感とともにスプールの回転UP!  コレ食ったろ!と大きく巻き合わせを入れるとこれまた青物確定なロングダッシュを見せるびっくり  一回のダッシュが長ぇ!  さっきのハマチとは比べ物にならないパワーだ。  これはワラサぐらいあるかも。  チョイチョイ指ドラグも入れないと止まってくれない!
楽しいやり取りを3回ほど繰り返したところでフッ    無念のフックアウト~~!

何だよ~  またかよ~ と巻き上げると妙に軽い・・   リーダー切れとるやん!!  よーく観察するとリーダーには所々ササクレが・・



青物で歯が鋭いヤツね。  そっか、アイツか。  どうやらワラサではなくサワラのようです。   忘れた頃にスパっといかれますよねぇ。  あぁ、TGベイトもったいな!


リーダー結びなおしてジグセットしてる間にずいぶんと流されて感度も抜けてしまった、食えないハマチ釣ってもしゃあないし更に沖の開拓でもしよう。


昨年来た時には深場で結構いい釣果があったのだが、今年は感度が今一つ。



深くなればなるほど反応がなくなり微妙な雰囲気汗   ホームエリアでもMAX120mぐらいなのでこの場所の水深は、紛れもない未知の領域!

しかし、今後に繋がる第一歩でもあります。  等深線をもっと広げて深場の地形が把握できれば新たな可能性が見えるかも!?


今は何も見えない、ヒントもないからとりあえず落としてしゃくるのみ。   数時間ぶりに何かHIT!


初魚種  ムシガレイ    干物が美味そう!  もちろんキープです

カレイでテンション上がるとは・・  オレ変かな?(笑)

しかしその後は何にも当たらず、少し風が強くなってきたので90mラインまで漕ぎ戻っておく。


同ラインで潮に流されながら魚探を見ていると小さな根があり、その周りに何らかの反応が出てきた。


即座にジグパラTG100gを投下⇒着底⇒ドカンと1発根掛かりタラ~


いや、このジグ買ったばかり!  なんとか外れないだろうかと右往左往、あっちこっちから角度を変えて引っ張ってみるが一向に外れてくれないダウン

最後は力業、スプール押さえてグイー・・  プンッ!   ああああぁぁあ、切れた( ;∀;)    TG2本目ロスト・・・(泣)


唯一の救い?といえばリーダーとPEの結束部から切れていた事。


昨年までは結束強度100%ともいわれるSFノットを使っていたのですが、こういう根掛かりの際にPEの途中から切れるパターンがあり被害が甚大でした。

それを回避するべく、今年からやや結束強度の劣るFGゴーストノットに変更していたのです。  たまたまなのかも知れませんが今回は綺麗に結束部から切れてくれました。

折れかけた心を何とか繋ぎとめて、リーダーつけて、再度ジグをセット。   根の周りの反応に落とし、ネチネチ誘って何とかHITに持ち込んだ。


レンコは干物要員   美味いんだよコイツ

時刻は11時を回って日が照りだし、急激に暑くなり始めた。   全然お土産ないけど帰ろかな~ とストップフィッシング。


お土産は少なかったけど、すっごい久しぶりの沖釣りはめちゃ楽しかったです!   これでまたしばらく仕事頑張れそうだ。


次の週末もまた爆風予報っぽいし、ドーリーの改良でもするかな電球


それでは、またバイバイ  


2022年08月19日

お盆休み

毎年毎年どーしてウチの会社は盆休みめがけて仕事入れるかね・・・   マジもんのブラック企業になりつつあるぜ、ほんと。


出来る事なら転職したいストです。  こんにちは。



何とか後半に3日だけ休めたけど、大雨だったり、海況はバツだったりでKFには行けず。  せっかくの連休だし、普段思ってても出来ないことをしよう! ということで・・・



まずは前回O/Hから1年が経過した足漕ぎドライブの注油、メンテをしておこう。

100均の注射器に紙パック飲料のストローを合体して即席グリスガンを作成


サイドカバーの注油口からメインギヤにグリスを注入


ついでにペダルクランクも外して

オイルシールまわりにシリコンスプレーを塗布して防水、防錆処理。  クランクを90度ずらして組付けてメインギヤの偏摩耗対策。

ドライブはこれで終了。



次はカヤックドーリーの作成。


これまで使ってきたのはネットで買った格安ドーリー。  木板を付けてワイドサイズのマンタレイに対応させてきたが車輪の幅は元のままなのでイマイチ安定性に欠け、過去に2度ほど横転事故を起こしている。  いい加減安心して使えるドーリーが欲しくなったのでネットを徘徊・・  米Amazonにて理想的なドーリーを見つけるも、なかなかのお値段汗  送料入れると35000円ぐらい(泣)    こうなりゃ自作だな、うん。

基本的な構造はパクらせてもらって、後は自分の使いやすいように考える。

ホームセンターでイレクターパイプを調達、約3000円也。

家に帰ってさっそく切断、加工、穿孔、接着。


初号機完成ナイス  タイヤは昔子供の乗っていたランニングバイクのホイール+EVAタイヤを使用。


こんな感じで中にカヤックを通すだけでok    タイダウンベルトもいりません。  これまでの折り畳み式より高さも低く、幅が広いので安定性は文句なし。


固定ピン4本抜けばバラバラになって


ハッチの中に余裕で収まる。


後は車軸の強度かなぁ~。  片持ちでちょっと強度不足気味。   今後追加チューンしてフル艤装マンタレイに耐えれるようにします。


これにてお盆休み終了タラ~   ま・・ コロナ流行ってるし・・  どこも行かなくて良いよねえーん


それではバイバイ
  


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2022年07月26日

第54回 碧外釣査&初心者レクチャー&海水浴

7月中旬の日曜、波が少し高めで9時過ぎからは風も出る予報。  よってヒラマサ狙いの超短時間KFに行くことに。





5,600m先のヒラマサポイントまで行くだけなので魚探なし、クーラーBOXなし、キャスティングタックル1本のみという男気溢れるスタイル!

車から降ろしたらすぐ出発!みたいな(笑)    まー多分釣れないであろうという事でクーラーもイラナイ。

5時に出艇してから7時まで投げまくったが2チェイス、ノーバイトで終了。  

ほらっ! やっぱり釣れなかった。


肩パンパン!  あー疲れた、撤収!!(当然だが撤収も超早いw)

この日は8時に帰宅して昼頃から家族でのんびりBBQスタート。 夕方には子供と一緒にスケボーの練習して一日フルに遊び倒す!

朝3時過ぎに起きて日暮れまで外で遊び倒す、50歳になってもまだまだ行けるぜ、俺w





翌週の日曜の早朝、今日は釣れるもんは何でも釣る気のフル装備で同エントリーポイントを訪れたが1mほどの波がどぱーん!とEPにドンピシャの角度で波が打ち寄せていた・・・  A海水浴場ならこの波はかわせるが時期的にエントリーは不可だし・・  若さんにLINEして南に走るか・・・  いや、こんな早朝に失礼だな。  KF行ってるとは限らんし・・(行ってたみたいだけどw)

海を眺めながら30分ほど考えてたら夜が明けてきた・・  明るくなって改めて波打ち際を見てみると結構な砕けっぷりで、出沈・着沈の可能性が5割ほどありそうな感じ。   無理してもしゃあないな、と思い直して帰宅する。


帰宅してしばらくたったら子供が起きてきて「父ちゃん釣り行かなかったの?」と聞いてきたので「今日は波があったから中止したよ、今日一日何して遊ぶ?  スケボー? それとも海行く?」  と問うと満面の笑みで「海!」と答えた。  流石だ我が息子よw


こうして急遽決まった海水浴でしたが、この機をもっと有意義にするべく友人Kに連絡する。

僕「今日子供釣れて〇〇に海水浴行くんやけど一緒に行ってカヤックの練習するかい?」

K「行く!」

こちらも即答、お昼に現地集合で決まり!




なんだか不思議な感じです。  この艇がなんでここにあるん?  って今でも思う。


ま、今日が初めてのK君には頑張ってもらいましょう!


子供は嫁に任せて、エントリーの注意点、パドルの握り方などを一通りレクチャーしたらテイクオフ!  この場所は大して波が来ないのでエントリーは大丈夫でしょう。


先行して50mほど沖に出る。  振り返ってK君を見ると、おっかなびっくりテイクオフ。  ぎこちないパドリングでこちらに来ようとしているがなぜか子供の集団に向かっていく・・・   当人もどうして良いかわからず固まっている・・・  惰性で艇は子供に向かってるし・・いや、パドル上げてたら止まらんし!  バックせぇ! と叫ぶも固まったままパドルを使わない。  初めてだとこんなもんだっけ? 

サッっと進行方向に割って入り、手で引っ張って向きを修正、人のいないところに誘導して難を逃れる。 

改めてフォワードストロークを見せて練習

フェザー角を意識しながら交互にブレードを回す、うんうん、俺も最初こんなんだったなぁ~。  懐かし~。

K君、15分ほどしたらバテたらしく休憩上陸したので子供の所に行って「後ろ乗るか?」と言ったら飛び乗ってきた。

若干バウが浮き気味だが何とか行けそう、1kmほど付近を周遊して浮遊物に着く小魚を観察したり、海洋ゴミの現実を見せて環境への意識を持たせる。   遊びながらも何か学んでくれたらいいな!

岸に戻ったら子供を下ろして一人でパドリング。  何も積んでないプロフィッシュ、軽快です、最高です、パドリング楽しいです!



水分補給かねてベーステントに帰還、しばらく子供と波打ち際でカニ獲ったり貝の観察したり。  K君も娘とバチャバチャ。



そろそろ日も傾いてきて最後の練習、再乗艇に行きます。


これは僕もちょっとだけドキドキ。  なぜ?  再乗艇できなかったらKF引退だから!  そういう意味でドキドキw


人のいないエリアまで二人で繰り出して、まずは僕が見本を見せる。  わざとカヤックを横転させて艇の戻し方から順にレクチャーする。


次は艇への体の載せ方をレクチャー。  カヤックを引き寄せながら一気に体の下に艇を滑り込ませてサクッと成功。  あれ? こんな簡単だっけか・・

ま、引退しなくて良さそうだ(笑)


続いてK君

うんうん、上手上手。  一発で成功。   続けて何回かやってました。


最後はカヤックの上でお互い立ってみたが、波が来るとバランス保てなくドボン。  やはり立ってキャストは無理だw


K君またもや体力切れで早上がりしたので一人でちょっと沖に出て再乗艇を繰り返す。   全然疲れない、4年前よりもスムーズに乗れるようになってるし、おっさん化はまだのようだ。  というか、ここで気づいたのだが、釣り行ったとき暑かったら海にドボンすりゃいいじゃんかwと。

ネッククーラーとか日傘とか色々考えたが、水冷が手っ取り早いな・・と。  もちろんその時の体力と相談だけどね!

という事で、今度は釣り中にドボンを想定してカヤック上の物を落とさないよう静かに入水する練習(なんじゃそりゃ)


ここで、バイキングカヤック特有のJフックが海パンに引っかかる!  邪魔!  パドルホルダー使わんし今度撤去だな、撤去。



いや~、今週も遊び倒したなぁ~    結局17時頃まで海で遊び、帰って全てを洗い終えた頃には暗くなってました(笑)


皆さまも定期的な再乗艇練習、オススメです。    海入るとキモチイイヨ。     あ、できなかったらKF引退デスヨ? ダッテアブナイモン。



それではまた!




PS、最近このあたりでよく見る人慣れしたイルカがやらかしました。   海水浴シーズンになったら絶対起こるだろうなとは思っていたけど・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ca143713762c316b5cd81c12f868a54ab8474fa      


Posted by スト at 23:13Comments(4)カヤック

2022年07月12日

第53回 碧外釣査

今度の週末は珍しく土・日と仕事休めそう! 

数日前からアシストフック作ったり、リーダー組みなおしたりして準備を進めていく。  木曜にはカヤック以外の道具類を全て車に積み込み準備万端!

いよいよ金曜の夜、会社の飲み会があり帰宅したのは0時頃・・・  すっかり遅くなってしまった(汗)


さっと風呂を済ませ土日の天気&海況をチェックすると、土曜は曇りのち雨、日曜は曇りのち晴れの予報。  風は両日とも似たような感じでMAX5m/sほど。

普通に考えたら日曜がベストなんだが今週末は嫁さんバーベキューしたいって言ってるし、子供はプール遊びしたい言ってるし、この2つをこなすには天気のいい日曜しかない訳で・・・  睡眠時間3時間ほどしか取れないが仕方ない、土曜強行します。


【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報





7月9日  土曜日  曇り


流石に3時には起きれなかった!  5時前に家を出て、海に浮かんだのは5時50分ごろ。


いつも通り浅場で誘い出しからスタート。


開始してすぐ、3投目ぐらいでHIT!!


浅い場所でのヒラマサ狙いなのでこっち向かせて一気に寄せてくる戦法です!


ドラグガチガチで大きくロッドを煽ってこっちを向かせる!  が、えらく軽い手ごたえでこっち向いた、スルスルとリール巻ける・・・  これマサじゃないな(´・ω・`)

なんやろか~? と巻き続けると1mぐらいのダツ。  うーん、いらねぇ。  リリース。(写真なし)


更に15分ほど投げるも反応なし。  回遊待ってる時間はないので沖に移動します。


沖に出て1発目の反応で即ツモ

キジハタ  30チョイ   まー、この時期いくらでも釣れますね。


艇上に魚を上げて処理していると景色が結構な速さで流れていることに気づく。   モニターのGPS速度を見ると3km/h超で流されています。


今日の潮カッ飛んでるなぁ~!  意識してこまめに漕ぎ戻っておかないと後で後悔することになるので血抜きしながら漕ぎ戻る。



更に潮上の根に移動して

キジハタ  40チョイ   このぐらいのサイズだと手ごたえ、食べ応え共に十分。
もうキジハタはお腹いっぱいなので沖へ沖へ。

この時点で時刻は6時半、出艇から40分しか経ってません。

ちょうど1年前の釣行でイサキとマイカを爆釣してるので残りの時間を使って捜索する事にします。


モニターを注視してボトム付近の反応を見落とさないよう移動を続けますが全然反応がない。  今年はホントにイカに巡り合えないなぁ~。   時々ある僅かな反応に手当たり次第にスッテを投下、プルルっと当たりがある。  やはり魚か・・・  

イカちゃん何処ぉ~~~!  潮に逆らい必死に漕いで探しますが・・・  やがて心も折れ・・・素直にジグ投下(´・ω・)


底を切ってから20mほど上でひったくる様な強いアタリ!!

間髪入れず合わせを入れると首振りしてる!  お?  久々の青物じゃん!


そっからお決まりのダッシュでドラグ音を響かせてくれる音符  こりゃ楽しいぞ!



巻いては出されを何度か繰り返し残り10mほど、そろそろ見えるかな~ってところでも最後のロングダッシュ!  ナイスファイトだ、青物いいねぇ!


しかし、時期的にリリースだな・・・    いやまて、出艇場所近くのタコ漁師さんがエサ欲しいって言ってたな、プレゼント用に持って帰るかナイス

などと考えながら巻き上げて、見えた魚体は赤かった・・・


真鯛  60チョイ    皆さん、ご注意ください! この時期の真鯛パワフルですw


どーーーー考えても青物にしか思えなかった、ホント(笑)    まぁ、久々なのでキープしておこう。


お土産は十分だけど曇天のおかげで体力はまだ残ってる、ちょいと粘ってみるか!

太陽さえ出なければ全然大丈夫な気温でした。

足漕ぎ万歳、のんびり食事しながら2kmほど潮上に移動してひたすらスッテをシャクリながら1時間ほど流されてみるもHITせず。  もうあかん!お手上げ!

少し日差しも出てきて暑くなってきたので納竿とします。


11時過ぎに帰宅してカヤック、道具類を洗って片付け終えた頃、南の空から黒い雲と雷鳴雷が。  天気予報通り午後からは土砂降り!  早めに帰って良かった〜ε-(´∀`; )


やっぱりまだ梅雨明けしてない気がしてならないストでした。 それではまた!バイバイ
  


2022年07月05日

第52回 碧外釣査

なんだか梅雨らしい天気もないままに、あっという間に梅雨明け宣言ありましたね。


でもね、日曜から来週にかけてずっと曇りとか雨の予報でぶっちゃけ今から梅雨入りなんじゃね?  なんて思ったりしてます。


なので好天ラストの土曜日、最高気温35度の予報ですが午前中勝負で浮かんでまいりました。


【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報



7月2日  土曜日  晴れ


今日の狙いもイサキとイカ。   今年まだ配当がないもので・・・   あー、イカ刺し食べたい!


日の出時刻に合わせて現着、薄暗い中準備をして4:45出艇

流石にこの時間は風が涼しくて気持ちいい。   浅場のヒラマサポイントまでスイスイ漕いで先ずはキャスティングゲーム

20分ほど投げ続けて反応なし、今日はテンポよく行かないと気温がグングン上がっちゃうので早急に見切りをつけて沖へ進む。


40mラインのかけ下がり、最初の反応にジグ落として即HIT

初っ端から良い引きです

キジハタ 38cm    美味しいので歓迎します。


血抜きしながら更に沖へ進みボトムのイカ反応を探します・・・  が、これといった反応がない。  明らかな魚の反応ばかり。


しょうがないのでジグを落としてみると20cmほどのチビカサゴやエソがポツポツ。  やはり昨年イサキのついていたポイントまで行くしかないか。

山の向こうから強烈な日差しが降り注ぐ!!  風もほとんど無くて6時過ぎなのにとんでもない暑さになってきました。

熱中症対策として仕事で使っているネッククーラーを持ってきたので装備します。

これ、Amazonで買ったのですが、夏場のKFに(アウトドアにも)めちゃめちゃオススメです!
モバイルバッテリーなどのUSB電源が必要ですが、3か所の冷却プレートが首筋をキンキンに冷やしてくれて体温の上昇を抑えてくれます。

これでまだ数時間はイケる!

イサキポイントに向かうとイサキというよりは前回とよく似た反応がいっぱい出てます。

これウマヅラっぽいなー  とジグを落とすとフォールに合わせて魚影も下降、誘いに合わせて上に上に・・・   かといってバイトはしない。  ジグを止めてぶら下げておくと時々ツンッっと突く感触。    あー、これやっぱりウマヅラっぽいなー。  今年はここにイサキは付いていなさそう。

仕方ないから場所移動、なんとなく深い方かなーと100m超を目指す。


途中に浮いた反応を見つけて

チャリコは元気に帰っていきました

朝とほぼ同サイズか、目玉飛び出ちゃったのでキープ

このあたりで潮がほぼ止まる。  風も止まる。  反応見つけてジグ落としても真ーーーっすぐ落ちていく。  100mだろうが60gでピンポイント爆撃出来る。

こんな時はまず釣れない。  元気良いのはエソだけ。   写真はないが巨エソが連発した。

もうちょい沖か・・  と移動した先の反応で

おー、今年初のアジ  36cm   でもなんだか細っそい。  これ美味しくなさそうだな・・

アジの追加を狙って映っている反応にジグを落としてHIT・・  バレる!   しつこく誘ってまたHIT!  今度は半分ぐらい巻いたところでバレる!
また落としなおしてHIT!   またもや巻き上げ途中でバレる!   そうこうしている間に群れ見失う!!   アジ追加ならず!  悔しいけど向こうも命懸けだからしょうがない。


この辺りから少し潮が動き出したのか艇が流れ始めた。   
1kmほど先、水深にして110mの所にマークしてあるポイントが画面に見えたので行ってみる事に。


ここはいつもなら根の上に何らかの魚群が映るのだが今日は何にも無し! おかしいな...


一応叩いておくか、とジグを付け替え投下。



スローピッチで3、4回しゃくり上げたフォールでズドンと来た!



コレは間違いなくデカモン根魚の引き!!


根に入られないよう強めに巻いて引っぺがしたら勝負有り。

ウッカリカサゴ 47cm 1.8kg 自己新記録


浮き袋膨らんでるせいもあるが、太さがヤヴァい。  パックリ開いた口にゲンコツ入ります。



なんかこのボリューム釣っちゃったらさ、「これ以上釣っても食べきれないし帰ろ」って釣る気スイッチOFFになっちゃいました。



まだまだ釣れる雰囲気はあったんですがね、食べきれないのに釣ってもしゃあないしね。



だいぶ日も高くなって暑さが増してきたので寄り道せずに一直線に岸に向かいますが、カヤックのスピードと追い風がシンクロしちゃって完全無風状態(@_@)  照り付ける太陽が恨めしい・・・


流石に4km無風はキツい!!  帰りだけでポカリ2本飲んだわ(笑)     次回は忘れずに日傘持ってこようと思います。



10時半無事上陸、ライジャケ脱いだ時の爽快感が夏のKFを実感した釣行でした。



皆さまも熱中症には十分注意して夏のKFをエンジョイしましょうね!   それではまたバイバイ



本文中でもリンク張りましたが、これホントにおすすめなので余裕のある方は是非! ビックリするぐらい冷えます。