2019年03月15日
進水式~初釣行
今回こそ回顧録です
2018年4月1日 進水式
プロフィッシュをカートップして、嫁と子供を連れて家から20分ほどの海水浴場へ。
この日は進水式をして、個人輸入した魚探の動作チェックとカヤックに慣れる事が目的です。
盛り塩して、お神酒をかけて海の神様にこれからの航海?の安全をお祈りしたらいよいよ初のテイクオフ!

最初はフェザー角の付いたパドルでのパドリングが難しかったなぁ~、前見ずにブレードの向きばかり見てた気がする。 岸から300mほど離れただけですんごい遠くまで来ちゃった!って思った。
こんな人力の小舟でこんなとこまで来ていいのか?! なんてビビってたかも(笑
魚探の動作も問題なく、時折フィッシュアラームを鳴らしつつ海底の様子を映し出していた。 ちなみにこの日の水温は11度、ウェアリングはモンベルのロングジョン+3mmタッパー重ね着でした。 初めてなのでこのウェアで大丈夫か心配でしたが再乗艇の練習で海にダイブしても寒くはありませんでした。
パドリングも大分スムーズになってきたので、どれぐらいスピードが出るのかやってみたのだけど確か普通に漕いで3~4km、フル漕ぎで6kmぐらいしか出せなくて「これじゃ沖になんて行けんわぁ~」と嫁に言ったのを覚えている。
今ではパドリングも大分上達しまして、30分ほど漕ぎ続ける時でも5~6kmは出てます。ナブラ目指して数十秒で燃え尽きるフル漕ぎで8~9kmですかね。
最後に再乗艇練習
わざと横転沈してPFD任せで浮いてみる。 手足で泳がなくても仰向けでプカプカ浮いている、こりゃ楽だ。
横転の際ぐるりと巻きついたリーシュをほどいてカヤックを裏返す、ここまでは動画での予習どおり簡単にできた。 そのまま上ろうとしたんだけどなかなか上がれない。 あまりに時間がかかっていた為か岸から嫁が「大丈夫?」と声をかけてきた。 なんで上がれない?おかしいぞ? としばし考えると、仰向けに浮かんだ体勢のままだった。 これではカヤックに対して逆上がりみたいな格好になり上がれる筈がない。
うつ伏せに変えて再チャレンジしたらアッサリ上れた。 上がるというか、体の下にカヤックを引きずり入れるって感じかな。
回数重ねる毎に早く再乗艇できるようになった。 これでようやくカヤックフィッシングの準備が整ったかな。
2018年4月22日 初釣行
いよいよ一人で海に繰り出す。 進水式をした海水浴場から少し離れたサーフから出る事にした、この沖に地元では有名な根があるからだ。
海水浴場と違ってテトラ帯がないが、今日はベタ凪で安全に出発することができた。
1kmほど沖に出たところでバイキングカヤック忍に乗った方に「釣れましたぁ?」と話しかけられたが「いえ、今出てきたばかりで・・」と答えるのが精一杯なぐらいテンパっていた。
凪だったんだけど、真っ直ぐ進むのが難しく、フェザリングを意識しないとパドリングさえまともに出来ない状態だったからだ。
こんなベタ凪、めったにないですよね~

この時、離れたところから忍に付けられていたバイキングカヤック付属のフラッグを見て思った。「海上では全然目立たんな、これじゃアカンわ・・・」 と。 自分はこの次の釣行からフラッグをより目立つものに変えました。
その方と別れた後、もう少し沖にあるであろう根を目指す。
魚探の水深が35mぐらいを表示してたと思ったが、だんだん浅くなって来て根らしきものが下にあらわれた。 最も浅い所では10mぐらいだったろうか、結構大きな山が海中にあるみたいだ。 なるほど、天然の漁礁とは良く言ったもんだ。 釣り船も何隻か来ていた。
自分の使っている魚探はGARMINのStriker plus4cvでして、エントリーモデルながら「Quickdraw Contours」という等深線作図機能がついています。 この根を見つけた時、次回の釣行に備えて根の全貌を作図しておきたい。という考えが働き釣りそっちのけでカヤック漕ぎまわっていたわけです。 そしたらなにやら南西の沖の方で海の色が黒い? 潮流がぶつかってんのか? 潮目か?と大して気にしてなかったんですが、それは風によって海面が荒れて三角波が立っていたのでした。
みるみる荒れた海が近づいてきます、ベタ凪の海に風が吹き始め、海面がざわついてきました。 岸に向かって漕いでいましたが初動も遅かったしパドリングも遅い、波頭の崩れる荒れた三角波に斜め後ろから押されながら必死に岸に向かうこと30分余り、なんとかテトラ帯の陰の砂浜に着岸し反省しました。 ベタ凪だったとはいえ初めてなのに沖まで出すぎました。 海をナメたらあかんね。m(__)m
先ほどのベタ凪の写真から1時間後がこちら。 フラッグの曲がり具合で風の強さがわかるかと・・

岸で1時間ほど休憩していたら風が収まってくれたので、今度は沖に出過ぎないよう注意しながら漕ぎ進みます。
魚探のフィッシュアラームがなったので初めてタイラバを落としてみた。(魚探の見方も良くわかっていなかったのでアラームが頼り)
水深15mほどなのですぐ着底、たしか一定の速さで巻くだけだとか・・ ココッ・・ コココン! グイーーッ! 引いとる!
びっくり合わせで合わせる⇒ドラグ緩くて糸がでる⇒慌ててスプール押さえて合わせなおす 初めてのオフショアの釣りだとこんなもんですわ(笑
ラッキーな事にこんなドタバタでもちゃんと魚がついててくれて
初KFでの初めての魚はチダイ(30cm)でした。

すげー、こんなもんでホントに釣れるんやなぁ~ とタイラバに対する見方が変わる。
初モノを〆て片付けたらまたアラームが鳴った、すかさずタイラバを落とすと沈んでる最中にゴツゴツ、ブルブルっとなんかあたってる!
なんかわからんけどスプール押さえておりゃっ! と合わせて乗ったぁ!
さっきのより引くっ! おぉー このリールのドラグなんて滑らかなんや!(炎月BBに感動) これでエントリーモデル? 十分過ぎます。
上がってきたのは水色の斑点が美しい真鯛(40cm)

初KFは危ない目にも遭いましたが、チダイと真鯛のお土産が確保できた忘れ難い経験になりました。
1年経っても結構ハッキリ覚えてるので、きっとこの初KFは忘れられない経験だったのでしょうね。
皆さまは初KF、覚えてらっしゃいますか?
後書き
文中には書いてないのですが、2匹目の真鯛を釣った直後、性質の悪い漁船にカヤックの周りを結構な速度で1周され、魚を散らされるという嫌がらせを受けました。 知り合いの漁業関係者にこの話をした所、「あぁ、あの辺ならあの人かも」「あの辺りはタチの悪いのいるから〇〇の方行きなよ」とお勧めのエリアを教えてもらいました。
この日以来このポイントは行っておりません(笑
2018年4月1日 進水式
プロフィッシュをカートップして、嫁と子供を連れて家から20分ほどの海水浴場へ。
この日は進水式をして、個人輸入した魚探の動作チェックとカヤックに慣れる事が目的です。
盛り塩して、お神酒をかけて海の神様にこれからの航海?の安全をお祈りしたらいよいよ初のテイクオフ!

最初はフェザー角の付いたパドルでのパドリングが難しかったなぁ~、前見ずにブレードの向きばかり見てた気がする。 岸から300mほど離れただけですんごい遠くまで来ちゃった!って思った。
こんな人力の小舟でこんなとこまで来ていいのか?! なんてビビってたかも(笑
魚探の動作も問題なく、時折フィッシュアラームを鳴らしつつ海底の様子を映し出していた。 ちなみにこの日の水温は11度、ウェアリングはモンベルのロングジョン+3mmタッパー重ね着でした。 初めてなのでこのウェアで大丈夫か心配でしたが再乗艇の練習で海にダイブしても寒くはありませんでした。
パドリングも大分スムーズになってきたので、どれぐらいスピードが出るのかやってみたのだけど確か普通に漕いで3~4km、フル漕ぎで6kmぐらいしか出せなくて「これじゃ沖になんて行けんわぁ~」と嫁に言ったのを覚えている。
今ではパドリングも大分上達しまして、30分ほど漕ぎ続ける時でも5~6kmは出てます。ナブラ目指して数十秒で燃え尽きるフル漕ぎで8~9kmですかね。
最後に再乗艇練習
わざと横転沈してPFD任せで浮いてみる。 手足で泳がなくても仰向けでプカプカ浮いている、こりゃ楽だ。
横転の際ぐるりと巻きついたリーシュをほどいてカヤックを裏返す、ここまでは動画での予習どおり簡単にできた。 そのまま上ろうとしたんだけどなかなか上がれない。 あまりに時間がかかっていた為か岸から嫁が「大丈夫?」と声をかけてきた。 なんで上がれない?おかしいぞ? としばし考えると、仰向けに浮かんだ体勢のままだった。 これではカヤックに対して逆上がりみたいな格好になり上がれる筈がない。
うつ伏せに変えて再チャレンジしたらアッサリ上れた。 上がるというか、体の下にカヤックを引きずり入れるって感じかな。
回数重ねる毎に早く再乗艇できるようになった。 これでようやくカヤックフィッシングの準備が整ったかな。
2018年4月22日 初釣行
いよいよ一人で海に繰り出す。 進水式をした海水浴場から少し離れたサーフから出る事にした、この沖に地元では有名な根があるからだ。
海水浴場と違ってテトラ帯がないが、今日はベタ凪で安全に出発することができた。
1kmほど沖に出たところでバイキングカヤック忍に乗った方に「釣れましたぁ?」と話しかけられたが「いえ、今出てきたばかりで・・」と答えるのが精一杯なぐらいテンパっていた。
凪だったんだけど、真っ直ぐ進むのが難しく、フェザリングを意識しないとパドリングさえまともに出来ない状態だったからだ。
こんなベタ凪、めったにないですよね~

この時、離れたところから忍に付けられていたバイキングカヤック付属のフラッグを見て思った。「海上では全然目立たんな、これじゃアカンわ・・・」 と。 自分はこの次の釣行からフラッグをより目立つものに変えました。
その方と別れた後、もう少し沖にあるであろう根を目指す。
魚探の水深が35mぐらいを表示してたと思ったが、だんだん浅くなって来て根らしきものが下にあらわれた。 最も浅い所では10mぐらいだったろうか、結構大きな山が海中にあるみたいだ。 なるほど、天然の漁礁とは良く言ったもんだ。 釣り船も何隻か来ていた。
自分の使っている魚探はGARMINのStriker plus4cvでして、エントリーモデルながら「Quickdraw Contours」という等深線作図機能がついています。 この根を見つけた時、次回の釣行に備えて根の全貌を作図しておきたい。という考えが働き釣りそっちのけでカヤック漕ぎまわっていたわけです。 そしたらなにやら南西の沖の方で海の色が黒い? 潮流がぶつかってんのか? 潮目か?と大して気にしてなかったんですが、それは風によって海面が荒れて三角波が立っていたのでした。
みるみる荒れた海が近づいてきます、ベタ凪の海に風が吹き始め、海面がざわついてきました。 岸に向かって漕いでいましたが初動も遅かったしパドリングも遅い、波頭の崩れる荒れた三角波に斜め後ろから押されながら必死に岸に向かうこと30分余り、なんとかテトラ帯の陰の砂浜に着岸し反省しました。 ベタ凪だったとはいえ初めてなのに沖まで出すぎました。 海をナメたらあかんね。m(__)m
先ほどのベタ凪の写真から1時間後がこちら。 フラッグの曲がり具合で風の強さがわかるかと・・

岸で1時間ほど休憩していたら風が収まってくれたので、今度は沖に出過ぎないよう注意しながら漕ぎ進みます。
魚探のフィッシュアラームがなったので初めてタイラバを落としてみた。(魚探の見方も良くわかっていなかったのでアラームが頼り)
水深15mほどなのですぐ着底、たしか一定の速さで巻くだけだとか・・ ココッ・・ コココン! グイーーッ! 引いとる!
びっくり合わせで合わせる⇒ドラグ緩くて糸がでる⇒慌ててスプール押さえて合わせなおす 初めてのオフショアの釣りだとこんなもんですわ(笑
ラッキーな事にこんなドタバタでもちゃんと魚がついててくれて
初KFでの初めての魚はチダイ(30cm)でした。

すげー、こんなもんでホントに釣れるんやなぁ~ とタイラバに対する見方が変わる。
初モノを〆て片付けたらまたアラームが鳴った、すかさずタイラバを落とすと沈んでる最中にゴツゴツ、ブルブルっとなんかあたってる!
なんかわからんけどスプール押さえておりゃっ! と合わせて乗ったぁ!
さっきのより引くっ! おぉー このリールのドラグなんて滑らかなんや!(炎月BBに感動) これでエントリーモデル? 十分過ぎます。
上がってきたのは水色の斑点が美しい真鯛(40cm)

初KFは危ない目にも遭いましたが、チダイと真鯛のお土産が確保できた忘れ難い経験になりました。
1年経っても結構ハッキリ覚えてるので、きっとこの初KFは忘れられない経験だったのでしょうね。
皆さまは初KF、覚えてらっしゃいますか?
後書き
文中には書いてないのですが、2匹目の真鯛を釣った直後、性質の悪い漁船にカヤックの周りを結構な速度で1周され、魚を散らされるという嫌がらせを受けました。 知り合いの漁業関係者にこの話をした所、「あぁ、あの辺ならあの人かも」「あの辺りはタチの悪いのいるから〇〇の方行きなよ」とお勧めのエリアを教えてもらいました。
この日以来このポイントは行っておりません(笑
この記事へのコメント
こんばんは
そんなタチの悪い漁船いるんですね。
自分なら動画撮ってU◯してやるかも・・・
ところでいつも岸から1kmくらいでやってるんですか?
僕は大体1km以内でやってます。
そんなタチの悪い漁船いるんですね。
自分なら動画撮ってU◯してやるかも・・・
ところでいつも岸から1kmくらいでやってるんですか?
僕は大体1km以内でやってます。
Posted by あおたま
at 2019年03月15日 22:03

あおたまさんこんにちは。
露骨な嫌がらせだったのですが、向こうは仕事、こっちは遊びですから(^_^;) 触らぬ神に祟りなしという事で。
その日の風や海況にもよりますが、今のホームエリアでは2km〜3kmぐらいですかね〜。 片道30分ぐらいデス。
露骨な嫌がらせだったのですが、向こうは仕事、こっちは遊びですから(^_^;) 触らぬ神に祟りなしという事で。
その日の風や海況にもよりますが、今のホームエリアでは2km〜3kmぐらいですかね〜。 片道30分ぐらいデス。
Posted by スト
at 2019年03月16日 12:11
