2019年03月14日
カヤックフィッシングを始めるまでに
再び回顧録の予定だったのですが、書いてるうちになんか趣旨が変わってきちゃった・・・ せっかくなのでそのまま公開m(__)m
カヤック本体はプロフィッシュ45に決まったのですが、海に出て釣りをする為には揃えなければいけない物が結構ありました。
これから始める・始めようという方が読んでいるかもしれないので、僕が初浮きまでに揃えたモノを一通り書いてみます。
既にバリバリ浮いている方々にはしょーもない記事かも知れませんのでご了承を。
・パドル2本(メインとスペア。パドルって折れるんですよ、沖で途方にくれないためにもスペアは必須。足漕ぎ艇でも1本は必要です)
・PFD(パドリングのしやすさ、再乗艇の際の引っかかりを考慮してカヤック用の物が良いかと)
・ウェットorドライスーツ(濡れる前提で選ぶか濡れない前提で選ぶか。どちらにしても落水→再乗艇→風に吹かれても体温を維持出来る格好が基本です。 ウェーダーは論外。海水タポタポに入って再乗艇できますか?)
・リーシュコード(艇と自分、艇とパドルを繋ぐ)
・認識旗(他の船舶から見えやすい色のフラッグを高く掲げる)
・防水ケースに入れた携帯電話(落水した後再乗艇出来ない、なんらかの理由で航行不能になった時のライフライン)
・非常食と飲料水(備えあれば憂いなし)
ここまでが必須の装備品と僕は考えています。
どれか一つでも欠けたら海に出ません。
ここから書くものは必須ではないけどあった方が良いものです。
・魚群探知機(だだっ広い海で効率良く魚を見つける事ができます。)
・GPS機器(魚探に内蔵されている機種もある。GPSがあれば目標物のない沖合いでも自艇の流されている速度や方向を知る事ができる。もちろん釣りのポイント登録にも使える。)
・シーアンカー(パラシュートアンカーとも言う。風に艇を立てて流される速度を落とす事が出来ます。)
・レスキューナイフ(PFDに装備しておけば、落水してリーシュコードなどが体に絡みついてしまった場合にとっさに切り解く事が出来る。金属ワイヤー入りのリーシュだと切れないので注意!)
・ホイッスル(緊急時にはこれで合図を!)
・レーダーリフレクター(海保のHPで空き缶を使ったリフレクターの作り方が紹介されてます。ホームセンターでアルミ板とアルミテープ買って来て作っても数百円で作れます。)
・カヤックカート(駐車場からエントリーポイントまで遠い場合は便利。自作も可能)
カヤック関係だけでざっとこんな感じでしょうか。
必須項目に書いた物については大きな事故に直結するものばかりなので大袈裟だとか言わずに真摯に捉えて頂きたいデス。
上記のモノ+釣り道具でようやくカヤックフィッシングが出来る訳ですが、いきなり沖に出るのはやめましょう!
まずは釣り道具は持たずにカヤックの離岸・着岸、パドリング、操船そして再乗艇の練習です。 カヤックは乗るだけでも十分楽しいですから!
(僕自身も一昨年の4月1日、水温11度の海でウェットスーツ着込んで操船・再乗艇の練習しました。 スムーズに這い上がれるようになるまで何回も何回も海に落ちて、最終的には15秒ほどで艇の上に戻れるようになりました。)
この練習をする事で、自身の艇の傾けに対する限界を知ることができますし、再乗艇の邪魔にならない艤装ってものが見えてくると思います。
後は「海快晴」や「SCW」など複数の気象予報サイトを使って波と風の穏やかな日に海に出る事! ですね。
最初のうちはどのぐらいの風まで大丈夫か?どのぐらいの波まで大丈夫か?それがわからないんです。 自身の経験がないからわからなくて当然なんです。 だからなるべく穏やかな日から始めてください。 回数重ねてるうちに少し強めの風に出くわしたり、風とともに立ってくる波に出くわしたりして自身と自艇の限界が見えてくると思いますので。
もし、現地に出向いて海況が予報より悪く、少しでも「危ないな」と思う状況ならば決して無理をせず潔く諦めましょう。 そんな状況で出たとしても釣りに集中できませんし、楽しくありませんから。
県外から何時間もかけて来られててもこればかりは諦めてください、命には代えられませんので。
問題起こしてからでは遅いんです。
もしカヤックフィッシングの世界にも規制がかかっちゃったら、同じ趣味を楽しんでいる全ての人に迷惑がかかってしまう。 また堅苦しい釣りに戻ってしまう。
焦らずとも海は逃げません。 安全第一で長く楽しみましょう(^.^)
カヤック本体はプロフィッシュ45に決まったのですが、海に出て釣りをする為には揃えなければいけない物が結構ありました。
これから始める・始めようという方が読んでいるかもしれないので、僕が初浮きまでに揃えたモノを一通り書いてみます。
既にバリバリ浮いている方々にはしょーもない記事かも知れませんのでご了承を。
・パドル2本(メインとスペア。パドルって折れるんですよ、沖で途方にくれないためにもスペアは必須。足漕ぎ艇でも1本は必要です)
・PFD(パドリングのしやすさ、再乗艇の際の引っかかりを考慮してカヤック用の物が良いかと)
・ウェットorドライスーツ(濡れる前提で選ぶか濡れない前提で選ぶか。どちらにしても落水→再乗艇→風に吹かれても体温を維持出来る格好が基本です。 ウェーダーは論外。海水タポタポに入って再乗艇できますか?)
・リーシュコード(艇と自分、艇とパドルを繋ぐ)
・認識旗(他の船舶から見えやすい色のフラッグを高く掲げる)
・防水ケースに入れた携帯電話(落水した後再乗艇出来ない、なんらかの理由で航行不能になった時のライフライン)
・非常食と飲料水(備えあれば憂いなし)
ここまでが必須の装備品と僕は考えています。
どれか一つでも欠けたら海に出ません。
ここから書くものは必須ではないけどあった方が良いものです。
・魚群探知機(だだっ広い海で効率良く魚を見つける事ができます。)
・GPS機器(魚探に内蔵されている機種もある。GPSがあれば目標物のない沖合いでも自艇の流されている速度や方向を知る事ができる。もちろん釣りのポイント登録にも使える。)
・シーアンカー(パラシュートアンカーとも言う。風に艇を立てて流される速度を落とす事が出来ます。)
・レスキューナイフ(PFDに装備しておけば、落水してリーシュコードなどが体に絡みついてしまった場合にとっさに切り解く事が出来る。金属ワイヤー入りのリーシュだと切れないので注意!)
・ホイッスル(緊急時にはこれで合図を!)
・レーダーリフレクター(海保のHPで空き缶を使ったリフレクターの作り方が紹介されてます。ホームセンターでアルミ板とアルミテープ買って来て作っても数百円で作れます。)
・カヤックカート(駐車場からエントリーポイントまで遠い場合は便利。自作も可能)
カヤック関係だけでざっとこんな感じでしょうか。
必須項目に書いた物については大きな事故に直結するものばかりなので大袈裟だとか言わずに真摯に捉えて頂きたいデス。
上記のモノ+釣り道具でようやくカヤックフィッシングが出来る訳ですが、いきなり沖に出るのはやめましょう!
まずは釣り道具は持たずにカヤックの離岸・着岸、パドリング、操船そして再乗艇の練習です。 カヤックは乗るだけでも十分楽しいですから!
(僕自身も一昨年の4月1日、水温11度の海でウェットスーツ着込んで操船・再乗艇の練習しました。 スムーズに這い上がれるようになるまで何回も何回も海に落ちて、最終的には15秒ほどで艇の上に戻れるようになりました。)
この練習をする事で、自身の艇の傾けに対する限界を知ることができますし、再乗艇の邪魔にならない艤装ってものが見えてくると思います。
後は「海快晴」や「SCW」など複数の気象予報サイトを使って波と風の穏やかな日に海に出る事! ですね。
最初のうちはどのぐらいの風まで大丈夫か?どのぐらいの波まで大丈夫か?それがわからないんです。 自身の経験がないからわからなくて当然なんです。 だからなるべく穏やかな日から始めてください。 回数重ねてるうちに少し強めの風に出くわしたり、風とともに立ってくる波に出くわしたりして自身と自艇の限界が見えてくると思いますので。
もし、現地に出向いて海況が予報より悪く、少しでも「危ないな」と思う状況ならば決して無理をせず潔く諦めましょう。 そんな状況で出たとしても釣りに集中できませんし、楽しくありませんから。
県外から何時間もかけて来られててもこればかりは諦めてください、命には代えられませんので。
問題起こしてからでは遅いんです。
もしカヤックフィッシングの世界にも規制がかかっちゃったら、同じ趣味を楽しんでいる全ての人に迷惑がかかってしまう。 また堅苦しい釣りに戻ってしまう。
焦らずとも海は逃げません。 安全第一で長く楽しみましょう(^.^)
この記事へのコメント
こんばんは
僕はサーフィンをやっていたので冬でも海に入るためにセミドライのウェットスーツを持っています。
カヤックでもSUPでもサーフィンで使っていたウェットスーツを使っています。
カヤックもSUPもですが,ベタ凪という状態で沖に出てもある程度の距離の沖にでると
サーフィンでの大波時に入水するよりもはるかに大きい恐怖感があります。
荒れ気味の海に入るサーフィンより、落ち着いた海況で浮かぶカヤックやSUPの方がよりリスクを鑑みて気ある撤退等を実行すべきであると考えます。
僕はサーフィンをやっていたので冬でも海に入るためにセミドライのウェットスーツを持っています。
カヤックでもSUPでもサーフィンで使っていたウェットスーツを使っています。
カヤックもSUPもですが,ベタ凪という状態で沖に出てもある程度の距離の沖にでると
サーフィンでの大波時に入水するよりもはるかに大きい恐怖感があります。
荒れ気味の海に入るサーフィンより、落ち着いた海況で浮かぶカヤックやSUPの方がよりリスクを鑑みて気ある撤退等を実行すべきであると考えます。
Posted by あおたま
at 2019年03月14日 22:00

あおたまさん、コメントありがとうございます。
サーフィンでの大波<平水の沖 驚きました。
やはり岸から離れることはそれだけリスクがあると言う事なのですね。
自身の経験ですが、昨年の後半にはカヤックにもだいぶ慣れてきて多少の波風でも動じなくなっていました、ある朝現地に到着して海況を眺めている時に『釣りが出来るかどうか』と考えている事に気付きました。
ダメですよね。
釣りが出来るかどうかじゃなく、その海況でカヤックで出ても大丈夫かどうか、もしその波風の中で沈しても再乗艇できるかどうか? と考えを改める様にしました。
沖で波に揉まれながらの再乗艇は練習とはほど遠い難しさだと思います、そういう事態にならぬ様気を付けたいと思います。
サーフィンでの大波<平水の沖 驚きました。
やはり岸から離れることはそれだけリスクがあると言う事なのですね。
自身の経験ですが、昨年の後半にはカヤックにもだいぶ慣れてきて多少の波風でも動じなくなっていました、ある朝現地に到着して海況を眺めている時に『釣りが出来るかどうか』と考えている事に気付きました。
ダメですよね。
釣りが出来るかどうかじゃなく、その海況でカヤックで出ても大丈夫かどうか、もしその波風の中で沈しても再乗艇できるかどうか? と考えを改める様にしました。
沖で波に揉まれながらの再乗艇は練習とはほど遠い難しさだと思います、そういう事態にならぬ様気を付けたいと思います。
Posted by スト
at 2019年03月15日 07:08
