第59回 碧外釣査

スト

2022年10月03日 22:45

土曜日のお昼休み、明日の海況予報をチェックすると波も風も無く最高のカヤックフィッシング日和になりそう。


いつものホームエリアでもいいんだけど、せっかくなので若さんを誘ってあまり行かないエリアへ行ってみよう!





【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう!
・フラッグ、ライジャケ、その他安全装備もお忘れなく!  
・海況の変化に気を付けて、怪しいときは即時撤退!

私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報



10月2日 日曜日  晴れ


まだ薄暗い5時半ごろ現地に到着すると若さんともう一人が先着していたが、、、はて? R君の車じゃないぞ?


ご挨拶するとブログで交流のあるhimsanがサプライズ参戦との事!  おぉー!  ようやくお会いすることができました。 改めて挨拶を交わします。


して、R君が来ないね~  と皆で待っていると若さんにLINE入ってたらしく、FRP艇では出艇困難な場所ゆえ違うところから出るそうで・・・


そっかぁ~ 残念。  鬼神のロッドワークを間近で見てみたかったものだ。


うっすらと明るくなって足元も見えるようになったので出艇準備に取り掛かります。


この日はカヤック5艇とゴムボ1艇が同エントリーポイントから出艇。   ここでこんなにカヤック見たの初めてだよ!  と興奮したがよくよく考えたら過去2回は平日に有休取って来てたこと思い出した。  週末だと流石に他の人もいるよね。


ちょっとだけ先に準備が終わったのでお先に出発して浅場でエギング開始~


去年はここでポコポコ釣れたので期待値が高かったが、どうにもイカの反応がない・・・  やがて出てきたhimsanも一緒に攻めますが2人とも釣れない。

30分ほどやってみましたが全くイカの気配が感じられず、早々に見切りをつけて沖に向けてランデブー。


himsanの愛艇はレボ13。  言わずと知れた高速艇、マンタレイで着いていけるか心配でしたがお喋りしながらの6km/h前後の巡航は問題なくて一安心。 マンタレイもプロペラ系の中では速い部類に入るんじゃないかな?  安くて(比較的)軽量で安定性も十分高いのに何故に絶版になったのか・・?  良い艇だと思うんだけどな~  謎だ。



沖に向かう道中の反応に2人でジグを落とし・・   himsanにヒット!


朝日を浴びながらロッドが弧を描く!  う~ん、絵になるな~。  朝イチお土産ゲットして気分的に楽になったー!  そうだ。


お、俺も早く釣らなきゃ(汗


しかし、この反応では食わせられず沖に居る若さんの元へ。


状況を伺うと似たような感じで、反応あれど食わず、潮が動き出すまでは厳しいかも。との事。


やっぱりそうか~   この辺はまだまだ未開の地故にデータがない。  ちょっと先に漁師さんっぽい船がいたのでそばに行ってみると。


「どうやー?  釣れたか?」     「こっちはサワラにアッちゅう間に切られたわー!」  とカッター警戒情報を頂いた。


「ありがとう!  お安いジグに付け替えますw」と礼を言いロング系のメジャクラのジグにチェンジ。


ボトム付近にある反応を攻めていくも無反応。。


が、しかし、目の前で若さんにHIT!  ほどなくして良いサイズのウッカリをキャッチ!  こちらもまたお土産ゲットした。


い、いかん。 俺だけがお土産ないじゃないか!  この展開はダメだ!  冷静を装い「もうちょい沖へ行ってみます~」と離脱。


110、120、130m進めば進むほどに魚探反応も薄くなっていく・・・  やっぱさっきの水深かなー、反応出てたラインまで戻ってタイラバをやってみる。


時々ココン、グイッと魚からのコンタクトが出るようになってきた。  辛抱強く巻いて落として流しているとヒット!
鯛にしてはエライ走るなーと緩めのドラグで一定の巻きを心がける。

鯛じゃなかった。   ハマチ55cmぐらい。    ウチの嫁と子供がハマチのから揚げすっかり気に入ってしまったので持ち帰る。


最近こうやって移動しながら血抜きしてます。



血抜きが終わったころボトムに反応があったので再びタイラバを投下。  即ヒット!!  活性上がってきた?

極太  少年野球のバット並みのサイズです。

この一撃でタイラバが死亡、仕方なくTGベイトに望みを託す。


このあたりで若さんよりLINEが入り、ワラサゲットの写真が送られてきた。


くぅー、有言実行した。  流石だ!


ハマチよりデカいのはいる!   俺も釣りたい!!


エソ場所を避けて移動し、ボトム付近の反応に落として

良型のレンコさん   塩焼き要員ですね。


血抜き終わってレンコ釣った場所に戻るとまだうっすら反応があったので再び投下。  底を切って数シャクリでイカツイ当たり。

グイッじゃなくて、ゴンッって感じで食った。


追い合わせを入れてファーストラン。  ほぼ底まで走った。  10mほど巻いてまた走る、全部出る。  少しドラグ締めて巻き上げる、ものともせず全部出す。   これをひたすら繰り返すこと10分。   あー、俺にもキタっぽい。  よりによって今日持ってきた最弱のタックルで(笑)


〔・・・しかし、ラインは16lbだしTGに付けてるフックは細軸で頼りないしなー、あんまりドラグ締めれんな~〕


過去に何度もバラしてきた経験から今日は冷静に対応できてる、ドラグはほどほどに長期戦に持ち込んでジリジリ浮かせる作戦で行きます。


じわーっとリフトしてグリグリっと巻いて、またじわーっとリフトして巻いて、やっとの思いで残り30mまで巻いたのに一気に70mまで出されたり・・・3歩進んで2歩下がるどころか、5歩も6歩も下がってます。


こんなやり取りを20分ほど続けロッドを持ってる左腕はパンパン!  最後もうちょっとだけ・・と3ノッチ増し締めしてなんとかネットインまで漕ぎつけた。

カヤックの幅ぐらいありそう  だけど・・


シートを下げてメジャーステッカーに添わせると

ブリには僅かに足りず  77cmほどのワラサ    まー良く引いた!  案の定フック1本伸びてましたよ。


あー、疲れたけど楽しかった!  ありがとう。 と 優しく海に返して心身ともに満足。  二人の元へ帰投します。



時刻は丁度昼過ぎ、皆満足?したようで揃って沖上がりとなりました。



今日は10月とは思えぬ陽気で30度近い気温、汗をぬぐいながら片付けして最後にしばし談笑


この時間も嫌いじゃないです。   himsanともお知り合いになれたし、今日は本当に楽しかった。


今日現地でご一緒して下さった皆様ありがとうございました。   また海で楽しい時間を共にしましょう


それではまた~


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