足漕ぎ艇のメンテ

スト

2021年06月07日 23:27

昨年の夏に購入したマンタレイプロペル、釣行回数は少ないものの積算距離が100kmを超えたのでドライブ内部の状態が気になってサウスウインドさんにメンテに出してみました。

サウスの長島さんからのメールで特に異常はなし、各ギアも新品同様で機関良好との連絡。

自分で押し込んだグリスは多すぎたみたい。  ギア面に少量でいいですよ~ とのこと。

メインギア全周に新しいグリスを塗布の写真。

ドライブの送料はこっち持ちですが、保証期間内という事でメンテ代は無料でOKとの事。 しかも、ついでにパーツのお買い物したら返送の送料はいらないと!  なんて良心的なお店なんでしょう

長島さんの対応はとても親切・丁寧だし、アフターがこれだけしっかりしていると「サウスさんで買って良かった!」と心から思いました。

そして、ネイティブのプロペラドライブユニットの耐久性は期待通り!  定期的にグリスアップさえしておけばかなりの耐久性が見込めそうです。


ドライブユニットの不安はこれでなくなりましたが、忘れてはならない不安要素がもう一つ。


少し前のネイティブ系の足漕ぎカヤックはステンレス製のワイヤーを介してラダーブレードを動かしているのですが、このワイヤーが1年~2年で金属疲労により切れてしまうというもの。

沖でラダーワイヤーが切れたりしたら面倒なので我が愛艇マンタレイプロペルも現行のタイタンシリーズやスレイヤーMAXに使われているHMPEワイヤーのラダーシステムにアップグレードしちゃいます。

純正パーツ「ステアリングコンバージョンキット」  と  フィールフリーの「フラッシュロッドホルダー」を取り付けます。

サウスさんのブログでも言われていますが、このワイヤーを止めている部分がウィークポイント。  イモネジでワイヤーをかしめている為ワイヤーに傷が入り、点で支えている部分に負荷が集中して1本、また1本と金属ワイヤーが切れていく。

新しい物はHMPEラインを穴に通して中央のビスで挟み込んで固定。 金属ワイヤーよりも繰り返しの曲げに強い構造になっている。

ラダーディスク内側にはHMPEワイヤーのガイド?となる赤いパーツが。

ワイヤーの固定方法も変更されていて、ディスク上にてビスで挟み込んで固定するのでテンション調整が簡単になった。 余った分を束ねて完成。




前からやりたかったロッドホルダー増設。

マンタレイプロペルは後部に2発しかロッドホルダーがなく、なかなか不便だった。  前方のレールにレイルブレイザのロッドホルダー付ければ良さそうな話なんだが、マンタレイの左右レールは幅が狭すぎて使えないのだ。 リールが足に干渉してまともに漕げなくなる。  それに、前にゴチャゴチャつけたくないからね。

まずは慎重に位置決め。  クーラーを載せ、既存ホルダーにロッドを刺した状態で干渉しない場所に。

Φ45でちょいと寝かせ気味に穴をあける。  ホットナイフで穴の大きさを微調整したら。

パッキン代わりのコーキングを挟み込んで付属のステンビスにて固定。

いい感じで付いたわ~!
フィールフリーの小さめのロッドホルダーで良かった、狭い部分に綺麗に収まってくれました。




今回のメンテ&お買い物でサウスウインドさんの対応に感動したので、ステッカー張らせていただきます。

足漕ぎだろうが手漕ぎだろうが、信頼できるお店で買うのが一番だよね!   では、また



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