第30回 碧外釣査

スト

2020年12月09日 22:34

【カヤック、SUP、ゴムボなどで釣りをされる方へお願い】
ルール・マナーを守り、地域住民の方々、漁業関係者の方々に迷惑のかからないよう楽しみましょう! 私の地元福井では定置網付近での釣りに制限が在ります。 今一度自身の釣行エリアをご確認下さい。 福井県エリア別情報




週末の天気&海況が浮ける感じだと、3日前ぐらいからワクワクが止まりませんよね!   この歳になってもこんなにワクワクできるカヤックフィッシングって素晴らしいと思います。

先の日曜日は風もなく晴れの予報だったので、久しぶりに浮いてまいりました。


12月6日 日曜日  曇り


前回のKFから1ヶ月半ぶり、季節はすっかり冬っぽくなって朝の空気が冷たい!  セミドライを着込んでから出艇準備します。

スパンカーを作ってからだいぶ経ちましたが今回初テストです。



前回から時間が経ちすぎて今何が釣れているのかサッパリ分かりませんが、一応今日の目標は真鯛です。

以前やった鯛しゃぶがメチャクチャ美味しかったので、また食べたい! のです。


今日の海況は風は2~3m/sと穏やかだが、波が1.2mの大きなうねり。  波の間隔が約7秒と大きいので危険ではないが、落差2m以上の上下動を延々と繰り返すことになる。


漕ぎ出してスグ気づいたのだが、予報になかった沖に向かって吹く風。  しかもフラッグが音を立ててバタバタとはためく位の強風。


予報では岸に向かって吹くはずなんだが・・・  念のため海上で予報サイトを確認すると、やはり岸に向かって吹くらしい。  一安心。


そして、スマホを見ている間にカヤックはしっかりと向きを変えて風に立っている。  オォ!  スパンカーがちゃんと機能してるやん!


追い風で航行してみたり、風に対して横に進んでみてもラダーでコントロール出来てる。


多少スターンを押される感覚はあるけどスパンカー広げたまま航行可能でした!  まさかの大成功。


よーし、それじゃ張りきって真鯛の反応探して沖へGo!


と意気揚々と漕ぎ出したものの、2時間ノーバイト。  ノーバイトというか、反応一切ナッシング!  底から浮いた魚の反応が一切ありません!!  


魚の反応がないから、根周りや地形変化を狙って攻めて行ったのですが2時間何にもナシ!


2時間ひたすら探して何にも反応が無いので、逆転の発想で魚探に映らない魚を狙うことにします。  更に沖へ・・・


目標ポイントに到達、どてら流しで探っていくとようやく干物用のレンコがHIT!(写真ナシ) 


風はすっかり弱くなってスパンカーは機能していない。  フムフム、いいんじゃない   経験上フラッグがバタバタしだしたら釣りづらい風、それぐらいになってから効いてくれればラインを立てやすいし理想的かも。


ゆっくり流されながら付近を攻めて

アマダイげっとぉー    魚探に映らない魚、コレですコレ。


さらに攻めて

アマダイ追加ー


その後レンコ(干物用)追加で約1時間の時合い終了。


釣れなくなると大きな上下動がキツクなってきて、おもいっきり船酔い


晴れ予報なのに実際はずーーっと曇りで日差しがなくって寒い



気持ち悪さと寒さで心がポッキリ、12時前だけど岸に向かうことに。


帰りの道中も一切魚の反応が出る事がなく、根回りで・・


チビアオハタ  チョン掛け強制送還(リリース)



キジハタ   鍋用にキープさせていただきます


根魚を釣らせてもらいました。   正直、キジハタは保険みたいな感じ。  浅場の根回り攻めればいくらでも釣れるのでお土産が少ないときに頼ってしまう・・・  これに頼った日は自分的には負けなんです(キジハタは成長が遅い魚なので30cm以下の個体はリリースするようにしています)


気持ち悪い、寒い、悔しい気持ちで12時半、無事着岸。


次回は良い釣りになるといいなぁ





今週の夕食にて

アマダイでもしゃぶる!
美味かったけど、真鯛の方が好きかな~

残りの1匹はフライにしたけど、こちらは相変わらずの絶品!!  ふわふわの身が口の中でほどける! こんな食感のフィッシュフライはアマダイ以外ないんじゃなかろうか。

あと、鍋用にと持ち帰ったキジハタですが、ヤバイぐらい脂が乗っていたので薄切りの刺身にしていただきました。  今シーズンの刺身の中でも1,2を争う美味しさでした!  ありがとうキジハタ!  海の恵みに感謝! 


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