事の始まり

スト

2019年03月07日 21:49

カヤックフィッシングを始めるに至った経緯でも書いてみる。

独身時代は車いじりやレーシングカート、スキー、スノボ、ゲーミングPCを自作してのオンラインゲームなど趣味には金も時間も惜しまず費やしてきた自分ですが、結婚して家庭を持ち、子供が生まれてからはすべての趣味をやめて給料全額を家庭に回し、嫁の負担が少しでも軽くなるようにと子育てや家事を手伝ってきました。

そんな生活が4年ほど続き、子供も成長してあまり手がかからなくなってきたので何か一つ趣味を再開しようと考えた。
自分がやってきた趣味で一番長く続いている趣味、魚釣りを再開! しようとしたのだが、持っている道具がいかんせん古すぎる・・・

もともとゆる~い防波堤アングラーだったので、大して高級な道具は使っておらず、ろくに手入れもしていなかった竿やリールは穂先が折れていたり、さび付いていたり・・・ そもそもPEラインに対応すらしていない。
休止前にハマっていた釣りはアオリイカのヤエン釣りだったので、ぶっちゃけ道具なんてテキトーでOKだったのだ(笑)

すっかり浦島太郎になっていたので現在どんな釣りが流行っているのかネットでリサーチ・・・ ほぅほぅ、アジングとな! ワームでアジ釣れちゃうの!? こりゃ手軽でゲーム性もあってオモロそうやん。で嫁の承諾をいただきアジングタックル一式を揃えて順調に楽しんでおりました。

そんな初秋のある日曜日、まだ真っ暗の3時半から防波堤に足を運んで、いい場所キープして朝マズメに備える。
・・・が続々と後続者がやってきて気づけば2,3メーターおきに人が並んでる状態に。 マズメの時間を迎えても両隣を気にしながら正面にしか投げる事ができない堅苦しい釣り・・・ あぁ、全然楽しくねぇ・・ こんな広い海なのに攻めれるのは5m幅正面のエリアのみ、釣堀と変わらねぇ・・・ そんな事を考えながらワームを泳がせていると、視界の片隅に黄色い小船が入ってきた。
隣接する海水浴場から釣竿とクーラーボックスを載せて沖に向かって漕ぎ出していくカヤックだった。
これだ!!アレなら場所取りのために早起きする必要もないし、両隣も気にせず、自分の釣りに没頭できる!」 衝撃だった、嫁と出会った時より衝撃だった。(ぇ

早速家に帰ってネットでカヤックの値段を調べる。
ロゴス(LOGOS) 2マンカヤック

最初に目をつけたのがコレだった。 案外安いやん?


ならもうちょいカッコエエのにしよう。

と何も知らない僕は冬のボーナスがでたらコレ買う気マンマンでした。

それから毎日色んな方のカヤックフィッシングのブログを読んだり、ショップのHPで勉強して海(外海)でのカヤックフィッシングに適した艇、安全に関する装備などを知れば知るほど・・・ インフレータブルじゃ危ないやん! 風に流されてまうって!

ポリ艇で不沈構造のシットオンが一般的・・ フムフム、外海で使うなら最低でも12フィート、できれば14フィート以上が望ましいとか。 ターポンとかX-13とかショップのHPで見てみると、まぁなかなか良いお値段です事。
初期費用が結構高くつくなぁ・・・ しかし諦めんぞ!! あの衝撃は間違いなく本物だった、この趣味はカート以来どっぷりハマる匂いプンプンなんだ!

あの黄色いカヤックを見てから3ヶ月余り、ほぼ全てのカヤックフィッシング関係の過去ブログを読みまくり、自分のやりたい釣り、それに必要な艇、装備がしっかりと見えてきた。 もちろん守るべきマナー、ルールもしっかり学べた。 

ありがとう先輩達、あなた達のブログのお陰でショップの無いこんな片田舎でもカヤックフィッシングが始められそうだ!

嫁さんの理解を得る為に安全性と危険性、ちゃんとした知識と装備を身につければ危険性は限りなく小さく出来る事を説明した。 返事はOK! ただし、子供も一緒に乗れるカヤックを選んで欲しいとの事だった。

いよいよカヤックを選ぶところまで来た。 続きは次回!


あなたにおススメの記事
関連記事